UA-77435066-1

知って得する機内サービス

 | 

04-06-1飛行機は、私たちにとって本当に身近な乗り物になりました。
その飛行機内には、お客さまに快適な空の旅を過ごして頂くために、色々な物を搭載しています。
頭痛薬、乗り物酔い止めの薬、下痢止めの薬、消毒薬、バンドエイドなど。家庭の常備薬と同じような薬が、一通り揃っています。体調が悪くなったら、我慢せずに乗務員に伝えてください。妊娠・アレルギー等、確認した上で、薬を渡してくれます。
また、市販の薬だけに留まらず、喘息用のスプレーから狭心症に効く薬や、ちょっとした手術道具まで搭載しているのです!
もちろん、強い薬や、手術道具は、医師の資格を持った人でないと使用できませんので、ご安心を。
客室乗務員は、ファースト・エイドCPRの資格を持ち、毎年更新しています。満点を取らないと取得できない資格なので「たかがスチュワーデス」といえど、いざとなれば頼りになりますよ。ちなみに、このファースト・エイドには、出産のアシスタント訓練も入っているのです! *
本当に様々な訓練を受けている客室乗務員ですが、赤ん坊のお世話も、その一つ。ミルクの作り方、オムツの替え方までも、トレーニングで学んでいます。機内には、粉ミルク、哺乳瓶、ビン詰めのベビー・フード、SMLサイズのオムツ、玩具などが搭載しており、オムツ替えの台が付いてるトイレもあるので便利です。鏡の側に台を倒して利用するのですが、じっとしていない赤ちゃんも、鏡に気を取られるので、比較的スムーズにオムツ替えが出来ます。
また、航空券予約時に、リクエストをすれば、特別機内食を召し上がれます。離乳食、お子様食、糖尿病の患者さま向けの食事、低塩食、アレルギーに対応した食事、などなど。これらの食事は「スペシャル・ミール」と呼ばれ、ミール・サービスの時、誰よりも早くお召し上がりになれるのも特徴の一つです。
機内には、狭い通路でも移動可能な車椅子を搭載しているので、車椅子をご利用される方も安心です。車椅子の方も利用可能な、大きめの手すりのついた、お手洗いもあります。
他にも、おなじみの新聞、雑誌から、トランプや便箋、ビスケットなどのスナックなど、色々なものが搭載されています。
次回、飛行機にお乗りの際には、色々な物を頼んでみてはいかがでしょうか。搭載していても、お客さまがご利用されなければ意味がないのですから。
*通常妊娠数36週以上の場合、医師の診断書と同意書が必要だったり、38週以上だと医師同伴でないと搭乗拒否されますので、ご注意を。航空会社によっては、妊娠週28週以上だと医師の診断書や医師の同伴が必要にな ったり、36週を過ぎると搭乗させてもらえない場合もあります。
(注)航空会社によって、客室乗務員のトレーニング内容や飛行機内搭載物が異なる場合もあります。
(コラムニスト Julie/絵:吉田たつちか)2004-07

コメントを残す