最近3Dプリンターサービスが話題になっている。ネット経由で3Dデータを送信すると、プリントアウトされた立体造形物が送られてくる仕組みだ。
3Dプリンターが一般ユーサーにも手が届く価格になったといわれているもののまだ高価なものだ。通常のプリンターのように常時、頻繁に使うものではないし、3Dデータを制作するのもハードルは高い。フィギュア愛好家などには人気が出ているようだが、小生のような芸術に疎い者にとっては何を作ろうか悩んでしまう。
自動車修理工場などでも、手に入らない部品や、補給部品の設定のない部品などをこれで作ろうと検討している向きもある。
一時期、陶芸にハマッたことがあったが、皿や花器などはすぐ飽きてしまうし、収納するにも困るし、捨てるにはもったいない。終いにはもっぱら植木鉢や小物の箸置き等を作ってはみたもののほどなくやめてしまった。
3Dプリンターは興味があるものの、まだまだ安くなるのではないかとか、もっと、性能が向上するのではないのかと思い、二の足を踏んでいる。
そんな中、先日、イギリスのエセックス大学で、チョコレート用の3Dプリンターを開発したとのニュースに接した。インクジェットプリンターのようにチョコレートの層を重ねて、自分でデザインした造形物をのチョコレートで作るのだという。平面の紙を積み重ねて立体を作る要領で、さまざまなな形のものが作れるようだ。これなら、バレンタインチョコ用に人気が出るのではないだろうか?
板チョコを溶かして、型枠に流し込むのに比べて、造形の幅がグッと広がり、お目当ての彼のハートを捉えること請け合いだ。
そういえば、義理チョコも含めてバレンタインチョコを貰えなくなって何十年経つだろう。 主な3Dプリントサービスは以下のとおり。(ジャーナリスト 井上勝彦)
rinkaku=//www.rinkak.com/voxke
DMM.make=//www.dmm.com/lp/make/
makerslove=//makerslove.com/
3dwave=//3dwave.net/