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カラオケ文化

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(絵:そねたあゆみ)

 カラオケ白書(一般社団法人全国カラオケ事業者協会)によると2016年現在のカラオケ参加人口は4,720万人で2000年以降大きな増減はない。カラオケは今や日本はもとより、世界中で「カラオケ」という言葉で通用し、広く愛好されており、アニメに匹敵する日本文化の双璧だ。
 全国各地に講演のために出張していた若いころ、静かに酒を楽しみたいのと、会話を重視したいため、カラオケの置いてない居酒屋やバーを探して入ったものだ。ところが、セミリタイア後、田舎暮らしを始め、地元に溶け込むため、カラオケスナックへ行き始めた。大きな声を出すことがぼけ防止にも健康にもいいということで、変節した。
 わが村には6件のカラオケスナックがあるが5件が老人たち、1件が若者たちとはっきり客層が分かれている。互いに、聴きなれない歌は敬遠するからだ。小さなノートを持ってくる人あり、店のノートに曲名を記録している人あり、など様々に工夫はしているが、スマホを所有している人はまれだ。
 小生は今、ギターバージョンとピアノバージョンにはまっている。前者は昔の流しの雰囲気が味わえるし、後者は高級ピアノバーの雰囲気が味わえるお勧めバージョンだ。ギターやピアノに後追いさせるようにするのがコツ。自己流で自由に歌えるのがいい。
 カラオケといえば、最近、パソコンサイトをジョイサウンドからカラオケ@DAM(*1)に変えた。価格はどちらも一緒だが、後者の方が使い勝手がいい。ついでに、映画視聴サイトもhuluからNETFLEX(*2)に変えたが、こちらも価格は同じだが、後者の方が内容が充実している。*1=//www.clubdam.com/dam/index.html *2=//www.netflix.com/
 (ジャーナリスト 井上勝彦)
2017-11

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