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見えない油とは?

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(絵:吉田たつちか)

油の摂り過ぎは体に良くない事は誰でもがわかっています。
 特に成人病や太り過ぎを気にしておられる方は“私はお肉はササミしか食べないの“とか“赤身のお肉を選んでいて、少しでも油の部分があったら取り除いています“とおっしゃる方はとても多いです。
 また、“天ぷら、唐揚げ、トンカツ、ポテトフライなどの揚げ物は極力避けているし、炒め物もほんのわずかな油を敷くだけ“
という声も多いです。
 ところが、これらの見える油とは違って、見えない油の摂取量がここ60年の間に2倍以上に増えています。
 そして見える植物油の摂取・・・すなわち体に良い油を摂っていますと言う事で、オリーブオイルやアマニ油、ココナッツ油などをタップリサラダにかける、スープに入れる、調味料に使う、コーヒーに入れて飲む、中には大さじ1の油をそのまま飲むのを習慣化しておられる方もあるほどです。
 これらの要因で私たちは60年前の食生活の3倍ほどの油を摂取しており、これこそが発がん、アレルギー、自己免疫疾患等の重大な原因になっていることがわかってきています。
 それでは見えない油とは何でしょうか?見えない油は主に超加工食品と言われるものにたくさん使われています。
①菓子パン、惣菜パン、ホットドック、ピザをはじめ、食パンにすらたくさんの油が使われています。②ケーキ、クッキー、ビスケット、パイ、ドーナツ、マフィンなど、手作りした方であればバターやショートニンの量を知っておられると思います。③アイスクリーム、ソフトクリーム、シェイク、ラテなどのスイーツ④カップ麺、インスタントラーメン、冷凍食品、レトルト食品、カレールウ、鍋の元など⑤油揚げ、練り物、ミートボール、チキンナゲット、羽根つき餃子などの加工食品・・・・などなど
 私は油揚げや練り物を使うときは油抜きをしていますし、インスタントラーメンの麺を一度茹でた汁を冷蔵庫で冷やしてみて、表面に真っ白に固まった油の層を見て、それ以来油揚げ麺は食べなくなりました。
 これらの見えない油入り食品は日常に溢れています。摂りすぎた過剰な油は①血管を傷つけ炎症を起こす②血栓を作り血管が詰まる③血液がドロドロに粘る④リンパ管を詰まらせる⑤神経を傷つけ痛みや自律神経の失調を起こすなどの不具合をもたらしますので、なるべく避けてゆくことを意識してみてください。

(薬剤師・国際中医師・国際薬膳師 高田理恵)2026-07

 

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