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新しい台風情報

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09-07-3気象庁では2007年から、台風情報についての改正を行いましたので一部をご紹介します。

変更点の1つ目。これまでは進路予報を12時間後と24時間後としか表示していなかったものを、「24時間 先までの3時間刻み」と変更します。つまり、これまでは3つしかなかった予報円が、9つに増える訳です。

そして2つ目。これまでは、予報時刻ごとに暴風警戒域を円で表示していましたが、今後はそれらを「一 つの円」で表示するようになります。つまり、円の重なりがなくなってわかりやすくなります。ちなみに、「暴風域」とは、平均風速25m/sの風が吹く可能性のある範囲、「強風域」とは15m/sの範囲を示します。しかし「突風率」というのがあって、平均風速の1.5~2倍の風が吹くことがあるのです。だから、 強風域にすら入っていなくても、くれぐれもご注意下さい。

また「予報円」ですが、これは「台風の中心が70% の確率で位置すると予想される範囲」です。だから、予報円の外を通る可能性もありますし、決して中心だ けが危険というものでもないので、用心して下さい。

さらに3つ目。「熱帯低気圧の情報」も報道することになりました。熱帯低気圧は「台風の子ども」です。便宜上、「中心付近の最大風速が17.2m/sのもの」 を台風と呼んでいるだけなので、これが発達すると台風と呼ばれるようになる訳です。

最後に4つ目。「温帯低気圧化する台風についての情報」を公開します。台風は、熱い空気だけからできていますが、そこに冷たい空気がぶつかったとき、前線を伴う温帯低気圧になります。それぞれの空気の寒 暖の差が大きければ大きいほど天気は荒れますので、普通の低気圧よりも警戒が必要になります。油断せず、充分に気を付けて下さい。

(文:気象予報士 チャーリー/絵:吉田たつちか)2009-07

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