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中暑~大暑までの養生法

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1108-11 中暑は、臨床症状により、次の3つのタイプがあり、それぞれ養生の仕方が違います。
1、暑熱邪盛=夏の炎天下で長時間労働し、体に熱がこもって熱中症の心配があるもの
・症状=発熱、顔赤、口渇、冷たい物が飲みたい、心煩(胸苦しい、息苦しい、動悸)息切れ、不眠
・対処法=酸味+甘味+しおから味を満たしたドリンクを速やかに服用します。例えば、梅干し+しょうゆ+黒砂糖少々+番茶、はちみつレモン水に少量の塩も入れるなど涼しいところに体を移して、首回りをぬれタオルや保冷剤で冷やしま★発熱とともに汗が出て止まらない、目がかすんでくる、手足が震える等は急を要する危険な状態です!ミネラルバランスが悪いと、このような発作が起こりやすいですので、この季節は”しほよもぎ”を補給して、熱中症対策してください。
スイカや瓜もお勧めの食材です。日頃から冷房の かけすぎと睡眠不足に気をつけることも大切です
2、暑湿侵入=冷たい物をとりすぎて胃腸を傷めるもの
・症状=微熱、体がだるく重い、倦怠感、食欲不振、悪心、嘔吐、下痢、軟便
・対処法=下痢や軟便の時は、タンポポ茶に梅干しと醤油を小さじ1加えて飲みます 。吐き気が強ければ、タンポポ茶に大根おろし、スプーン1の醤油、生姜汁を加えて飲みます。
★体に湿が有り余るとこのような症状が起きやすいです。穿山薯預や升降丹で、消化管を除湿しましょう。ハトムギ、緑豆、小豆、紫蘇、香りの強い香草もお勧めの食材です。
冷たい物と水分の一気のみを避けて、お腹をよく温めます。体を動かす方が治りやすいです。
3、気陰両虚=汗をかきすぎて体が疲れるもの
・ 症状=疲労倦怠感、痩せる、じっとしていても汗が出る、寝汗をかく、動悸、息切れ、胸苦しさ、声が出しづらい、しゃべる元気がない
・対処法=りんごとハチミツを煮詰めて、ビンにストックしておき、小さじ1杯をお湯に溶かして、豆乳を加えて飲みます。プルーンのハチミツワイン煮をプレーンヨーグルトにかけてもよいですね。
★ピリ辛のものや揚げ物は御法度です。心陰を補う生脈紅景天を補いましょう。更年期の方は、婦宝三膠や亀齢寿で体液と血液をしっかり補うことも大切です。山芋、豆腐、湯葉、うなぎ、あなごなどもお勧めです。足の裏の湧泉に温灸しましょう。
(薬剤師、薬食同源アドバイザー 高田理恵/絵:そねたあゆみ)
2011-08

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