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とれない痛み

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0710-8長く臨床をやっていると、不思議にとれない痛み・・・というものに遭遇することがあります。
炎症があれば、清熱剤。血行が悪く、不通則痛であれば、温め血行を良くして通じさせるお薬。湿が原因であれば?風湿薬。虚痛であれば、補気類、補血類。等など原因に応じてお薬を出せば、どんなにお年寄りで頑固な痛みであっても、一週間もすればそれなりに効果が現れてくるものです。
ところが、きちんと弁証してお薬を出し、微調整しても全くプンともスンとも反応してくれない痛み・・・というのがまれにあります。 勿論こういった中には、お薬をきちんと飲んでいなかったり、養生を全くする気がない方があり、これは問題外!
この不思議な痛みを持つ方に共通する傾向は・・・
1、とても痛いと訴えるが具体的な痛さが答えられない(こちらからは元気に見える)
2、病院の検査でも全く異常なし
3、薬を次々に試したくなる (即効性を求められる)
4、被害者、犠牲者意識がとても強く、この痛みのせいで、何もできない!と訴えられる
5、精神的ストレスで悪化する
私は、この種類の痛みは、潜在意識的な痛みであると考えています。例えば、右腕に痛みがあったが、交通事故に遭い、右腕が切断されてしまったその後も、無いはずの右腕に痛みを感じる・・・・という話があります。これは、脳の右腕の部分が痛みを発していると考えられています。
もしも、幼い頃、あるいは過去世、またはご先祖等に、忘れられないような強い痛みを伴う出来事があり、その気持ちや感情が癒されていない場合、潜在意識的に痛みを受け継いでしまうことがあっても不思議ではありません。
こんなことを言うと、中医薬剤師らしくはありませんが、まずは自分が生を受けていることに対する感謝の気持ち、有り難さをかみしめてください。そして、「ありがとう」の一言でよいので、ご先祖さまにその気持ちをお伝えください。

特に潜在意識が開いてくる寝入りばなに、毎晩「ありがとう、ありがとう、ありがとう」を心で唱えてみてください。
あとは、アドバイスした食養生+漢方を、前向きにコツコツと続けて、治す意志を持っていただければ、必ず良くなると思います。痛みばかりでなく、抜けられない症状でお悩みの方も、これを実行してみてください!

(文:薬剤師、薬食同源アドバイザー 高田理恵/絵:吉田たつちか)

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