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睡眠不足は肥満のはじまり

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15-06-1ダイエットのお話し

どうも食文化研究家の巨椋修(おぐらおさむ)です。実はワタクシ、若い頃は体重制の格闘技選手でした。体重制というのは、いわゆるミドル級とかライト級とか、あるいは60キロ級とか、規定の体重で同階級の選手同士が戦うというアレです。
体重制の格闘技選手についてまわるのが“減量”
私も、現役の頃は、一か月で体重を10キロ減量したりと大変でした。そんな経験から、減量、もといダイエットには関心があります。そこで今回はダイエットのお話しをしようと思います。

●食べても食べてもお腹が空きませんか?

ダイエットの敵といえば食欲。ダイエットをしていると、どうしても食べ物のことを考えてしまって、余計にお腹が空くものですよね。
中には「さっき食べたばかりなのに、もうお腹が空いた」なんて経験がある人も多いんじゃないでしょうか? それは、胃袋が元気でたちまちのうちに胃の中にある食べ物を消化しちゃうから?
いえいえそうではありません。人はなぜお腹が空いたと感じるかというと、胃から「グレリン」というホルモンが分泌され、脳の食欲中枢を刺激することで、空腹を感じるのです。
健康な状態であれば、この「グレリン」は正常に働き、さっき食べたばかりだというのに、お腹が空いたと感じるなんてことはありません。しかし、あるモノが足りなくなると、この憎い「グレリン」グレだし、異常に分泌。食べても食べてもお腹が空くことになります。
そのあるモノとは……

●睡眠不足は肥満のはじまり

その足りないあるモノとは「睡眠」です。睡眠不足になると、「グレリン」グレて異常に分泌してしまい、まだお腹に食べ物があるというのに、空腹を感じるようになってしまうのです。
コロンビア大学での研究によると、睡眠時間7時間の人に比べて
・睡眠時間4時間以下の人は、73%も肥満の確率が高くなり
・睡眠時間5時間の人は、50%も肥満の確率が高くなり
・睡眠時間6時間の人は、23%も肥満の確率が高くなった。
と、いう研究結果が出ているとのこと。まさに「睡眠不足は肥満のはじまり」といえますね。

●夏は睡眠時間が短くなる=夏太りをしやすくなる
ではなぜ「睡眠時間が短いと、太りやすくなるのか?」という問いですが、答えの一つが、先ほど述べた「グレリン」というホルモンがたくさん出るからなのですが、なぜたくさん出るかというと
「原始の昔、人間は食料が豊富な夏に栄養を蓄え食料が少ない冬にそなえたのではないか? 夏は、日照時間が長く、夜が短くなるため、どうしても睡眠時間が短くなるため、睡眠時間が短いと、人間の本能として、たくさん食料をとろうとするからではないか?」
と、いう仮説があります。
つまり「睡眠時間が短いと、ホルモンが出て空腹感が出る。そのため、起きている時間にたくさんモノを食べてしまうから」という説です。
さらに悪いことに、睡眠不足になると「コルチゾール」という、ストレスホルモンも出てくるのですが、このホルモンはインシュリンの分泌を促進しますので、より一層太りやすくなるというわけです。
季節はもう夏、睡眠不足には、充分に気をつけたいですね。

●夏太りと夏痩せに対処する
夏太りについて書いていますが、夏に食欲がなくなって夏痩せしてしまう人も多い事でしょう。
どっちもいやですよね。ところが両者には、ある共通点があるのですよ。
それは食べ物。
夏になると、夏太りする人も、夏痩せする人も、冷たくてのど越しのいいそうめんや冷やし中華、アイスクリームにシャーベットと、カロリーや糖分が高くて、栄養価が低い食べ物に偏りがち。
結果、夏太りする人はカロリーオーバーで太り、夏痩せする人は冷たいものばかりで、胃腸が疲れちゃう。
冷たいもの、のど越しのいいものばかりじゃなくて、ちゃんとタンパク質やビタミンの豊富なものを食べて、夏を乗り切りましょう!

(食文化研究家・巨椋修(おぐらおさむ))

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