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ときめいて過ごしましょう!

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13-07-3先日、大阪にて帯津良一先生と春名伸司さんと鼎談する機会を頂きました。
帯津先生は「日本ホリスティック医学協会会長」「帯津三敬病院の名誉院長」で、がん患者さんが最も会いたいお医者様として著名な方です。
また、春名伸司さんは、末期の中咽頭がんを乗り越えられ、いきいき健康長寿研究会を立ち上げられ、がんの語り部として講演活動を行っておられる方です。
帯津先生は、どこまでもお優しくユニークで心温まるお人柄。春名さんは、笑顔が爽やかで、ご一緒するだけで心が朗らかになれるような方で、お二人とお話させて頂くだけで、心の免疫力がぐっと上昇しました。
今日のお話の中で最も印象に残ったのは「毎日をときめいて過ごす」こと、そして「凜として老いる」という言葉でした。
生き物には全て平等に死の時が訪れますが、それは何十年後かもしれないし、明日かもしれません。
故に、何時そのときが訪れても心に後悔がないように命ある今日、只今を大切に生きてゆくこと。
元気に長生きに越したことはないのですが、その内容が味わいのあるものでありたいですね。
春名さん曰く、元気で長生きされる方は、小さな事に喜びを見つけることが上手で、感動しやすく手先が器用という共通の特徴を持っておられるようです。
「ときめき」の気持ちは生命を躍動させ、治癒力を高めたり、エントロピーの増大を最小限にし、老化を遅らせるようですね。
一日には昼と夜があり、朝に活動が始まり夕には休息が始まります。
あたかも朝に産まれ夕に死すかように、人は毎日生まれ変わっており、昨日の自分と今日の自分では、別物です。
昼間(陽・動の時間)は活動し、発散しエントロピーは増大しますが、夜間寝ている時(陰・静の時間・・・あたかも死と同じ時間)は、成長ホルモンの働きなどにより、その日受けた心的エネルギーと摂取した食物等をもとに、身体の作り替え(整合)の作業を行います。即ち逆向きのエントロピーが増えて、翌日のエネルギーがチャージされています。
陽の世界で活動し消耗したら、陰の世界で補い、再構築され、また生まれ変わる・・・という輪廻を日々繰り返し、やがてエントロピーの増大が極限になった時に、陰と陽が離れ陽の世界にあった身体は消滅します。
しかし、命(心)は消滅してしまうのではなく、陰の世界でその記憶を再構築し、リスタートのスイッチが入る瞬間(受精)を待っているのです。
そして再び…
これはあくまでも私見ですが、このように考えたら、死は怖いものでも、忌み嫌うものでもありませんね。
そう思うと、ぐっと気持ちが楽になりますよ。まずは今日一日・・・就寝までの限りある時間に楽しみを見つけ、そして喜びワクワクと時めいて過ごしましょう。
結果としてその連続が、あなたを豊かで自信と輝きに満ちた「凜」としたものにしてゆく事になると思います♪

(薬剤師、薬食同源アドバイザー 高田理恵/絵:そねたあゆみ)13-07

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