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おおいぬ座・いっかくじゅう座

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1602-4 2月の南の空、やや低い位置に、ひときわ明るい蒼白い星を見つけることができます。それは、全ての星の中で、地球から最も明るく見える星、シリウスです。このシリウスと、こいぬ座のプロキオン、オリオン座のベテルギウスの3つの星が作る逆三角形を「冬の大三角」と呼びます。この「冬の大三角」の中に、「いっかくじゅう座」を見ることができます。
さて。全天で最も明るく輝くシリウスを持つ星座が「おおいぬ座」です。「冬の大三角」でもわかるように、おおいぬ座はオリオン座のすぐそばに位置しています。そのためこのおおいぬは、オリオンの猟犬だったと言われています。おおいぬ座の足元には、獲物にしたのでしょうか、うさぎ座を見ることもできます。
これ以外にも説があります。このおおいぬは、獲物を決して逃がすことのなかった猟犬「レラプス」だった、という説です。
レラプスは、大神ゼウスがフェニキアの王女エウロパに贈った犬でした。エウロパが世を去ったあとレラプスは、エウロパの息子であり、クレタ国王であるミノスは、アテネ国の女王プロクリスに贈られました。一方で、アテネ国の近くにあるテーバイ国では、その頃キツネが牧場や畑を荒らし、困っていました。アテネの女王プロクリスはその話を聞いて、レラプスをテーバイに譲りました。レラプスは風のようにテーバイの土地を駆け廻り、テーバイの人々を困らせたキツネを退治しました。その姿は輝くばかりに美しく、大神ゼウスも感心しました。そうしてテーバイの人々を救ったレラプスは、ゼウスによって星座とされました。
また、あまり目立たない星座ではありますが、「いっかくじゅう座」にも物語があります。
いっかくじゅう座は、おおいぬ座のレラプスのように、ギリシア神話に由来を持つ星座ではありません。しかし、西洋の伝説とされている「ユニコーン」を形どったものとされています。
この、頭頂部から一本の長い角を生やしたユニコーンは真っ白な馬で、心がきれいな乙女にしか見えないとされています。またユニコーンには、全ての病気を治し、あらゆる毒を消す力も備わっていると言われています。
(コラムニスト 気象予報士 チャーリー/絵:そねたあゆみ)2016-02

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