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日常茶飯の楽しみ

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09-06-4日本人の暮らしに欠かせない日本茶には、手軽に喉を潤す日常飲料としての実質的な働きの他、特有の爽やかな香りで日々の疲れが軽減されたり、お茶に含まれる重要成分であるカテキンの殺菌力が風邪や虫歯の予防にも役立つなど、様々な効果が期待されています。
日常に取り入れて頂きたい日本緑茶ですが、中にはお茶に含まれるカフェインの効果によって夜の寝つきが悪くなる等の心配をお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。カフェインを含む飲料としてはコーヒーが代名詞のようになっていますが、実はコーヒーと比較して劣らないほどのカフェインが緑茶には含まれているのです。とはいえカフェインは決して悪者という訳ではなく、脳に働く興奮作用でボーっとする頭をスッキリさせるなどのリフレッシュ効果があることが知られています。朝1杯の熱いお茶やコーヒーで目覚めが爽快になったという経験は誰しもあるのではないでしょうか。
ただ先述の通り体質的にカフェインに弱いという人には効果が強く出すぎてしまう事もあり、昼に飲んだお茶が夜の寝つきにまで影響する場合があります。そのような方はお昼を回ったらカフェイン入りの飲み物は控え目にするなど用心が必要。また空腹時に大量に摂取するのも胃を刺激しすぎて良くありませんのでこちらも要注意です。そんな時のブレイクや水分補給には「焙じ茶」がおすすめ。煎茶や番茶を炒って作る焙じ茶は、炒ることでカフェインが煎茶に比べてぐっと少なくなり、またその芳ばしい香りにもほっとする優しさが加わった親しみ易いお茶です。
市販の焙じ茶をお使いの時、香りが薄くなってきたと感じたらフライパンで軽く炒り直すと芳ばしさが甦りますので是非お試しを。炒りすぎると苦味が出て風味を損ないますからご注意ください。スッキリ爽やかが特徴のお煎茶と、ホッと安心の焙じ茶、場面ごとの使い分けで豊かな日常茶飯が楽しめます。
(文:日本茶インストラクター 現庵/絵:吉田たつちか)2009-06

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