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現庵

夏を彩る浴衣

夏を彩る浴衣

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暦の上では今の時節を晩夏といって夏の末の意ですが本格的な夏の訪れは実際にはこれからです。 盛夏となると風物詩である夏祭りや花火大会が各地で盛んに行われ、最近は色とりどりの浴衣に身を包んだ若い女性の姿が多く見られるようにな ...
菊の咲き誇る時節

菊の咲き誇る時節

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旧暦9月9日(新暦では10月)を「重陽(ちょうよう)の節句」といいます。 万物の化成は「陰と陽」という相反する2つの気の消長によるという中国の陰陽五行(おんみょうごぎょう)説では、奇数を陽数、偶数を陰数といって、陽数が重 ...
おばあちゃまの着物

おばあちゃまの着物

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知人から「おばあちゃまの着物を沢山譲り受けたので」と着物、羽織などを分けて頂きました。おばあちゃまが大柄な人だったのか、いずれ譲ることを考えて大きめに仕立ててあったのか、サイズも合ったのでありがたく着させて頂いています。 ...
田の実(頼み)の日

田の実(頼み)の日

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毎月の第1日ついたちの異称を朔日(さくじつ)といいますが、旧暦8月(新暦では9月)のついたちを特に八朔(はっさく)といって、古くから良くも悪くも重んじられてきた重要な日でありました。 この時節は稲の開花時期にあたり、古く ...
茶畑の北側に生えていた

茶畑の北側に生えていた

普段からお茶をよく召し上がる方の中には「やぶきた」というお茶の品種の名前を聞いたことがある方も多いかもしれません。 この品種は静岡県の篤農家・杉山彦三郎により選抜され、今や全国の作付面積が7割を超えるまでに普及した煎茶の ...
土用の丑の日に鰻

土用の丑の日に鰻

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暑くなってくると夏バテ防止のために土用の丑の日にスタミナ満点の鰻を食べる風習がすっかり定着しています。しかしこの「土用の丑の日」について詳しくご存知の方は意外に少ないのでは。 本来土用とは中国の陰陽五行説において「土の気 ...
日常茶飯の楽しみ

日常茶飯の楽しみ

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日本人の暮らしに欠かせない日本茶には、手軽に喉を潤す日常飲料としての実質的な働きの他、特有の爽やかな香りで日々の疲れが軽減されたり、お茶に含まれる重要成分であるカテキンの殺菌力が風邪や虫歯の予防にも役立つなど、様々な効果 ...
至福の瞬間

至福の瞬間

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新茶が出始めました。立春から数えて八十八日目「夏も近づく八十八夜・・・」とあるように数日後に立夏を控え「八十八夜の別れ霜」といってこの日を過ぎれば遅霜の心配がなくなるという意味です。 お茶の産地ではここから半月ほどが茶摘 ...
鮎漁の解禁

鮎漁の解禁

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全国の多くの河川で「鮎漁-あゆりょう-」が解禁となり、味覚の上でも夏の気配が色濃くなる時節となりました。 秋に孵化した鮎の稚魚は川を下って海で冬を越し、翌年の春再び川を遡って姿を現します。春に川に上る鮎を「若鮎-わかあゆ ...
風の香り

風の香り

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「薫風のみぎり-」、「風薫る清清しい季節となり-」と5月の時候の挨拶には、新緑のこの季節に吹く爽やかな風の事を「風が薫る」と表現する慣用句が使われます。しかし本当にこの時季の風に香りがあるのをご存知でしたか? 樹木は太陽 ...
新茶の季節

新茶の季節

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春の訪れと共に新茶の季節となりました。 日本のみならず、世界のお茶の源流である中国においても春は茶摘みの最盛期となります。 中国のお茶といえば真っ先に浮かぶのが「烏龍茶-うーろんちゃ-」ですが、実は烏龍茶の歴史は数千年に ...
寒造り(かんづくり)

寒造り(かんづくり)

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 小寒(1月6日頃)から立春(2月4日頃)の期間に日本酒を造る事を「寒造り(かんづくり」といいます。 江戸時代頃までは通年に渡り酒を造る四季醸造(しきじょうぞう)が行われていましたが、江戸幕府がその時々の食糧事情や政情等 ...