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インフルエンザ対策食品

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0912-5今年もインフルエンザの季節がやってきた。予想通り、新型のインフルエンザが全国で猛威をふるっている。待望されたワクチンも、働き盛りの我々や、元気な若者たちに御鉢が回ってくるまでには、まだ相当に間がありそうだ。そうとなれば、「うがい・手洗い」といった予防策は当然ながら、日頃の食生活で、感染しにくい体をつくることが大切になる。

あちこちにアンテナを張り巡らせて情報収集した結果、「インフルエンザウィルスの増殖を抑える効果」のある食品が存在することがわかった。その中から、優れたものを二つ紹介しよう。

① 長いも

青森で発表された研究成果で、長いもに含まれる『ディオスコリン』というたんぱく質に、ウィルスを抑える働きがあるという。ただ、加熱すると失活するため、酢の物など、シャキシャキと生で食べるのがよいらしい。食後2~3時間、口の中に成分が残っている間は、ウィルスが抑制されるようだ。外から帰ったら、うがいに長いも・・いかがだろうか。また、長いもには『ムチン』という、喉・鼻の粘膜を強化する成分も含まれいるので、優秀なウィルス対策食品だ。

② マイタケ

富山で発表されたマイタケの効力。マイタケに含まれる『βグルカン』が免疫力を高め、ウィルスの増殖を抑えるというもの。こちらは熱に強く水に溶けやすいため、味噌汁や鍋物、炊き込みご飯などにして食べると吸収されやすいらしい。これからうれしい冬向きだ。一日100グラム程度(約1パック)が目安とのこと。

量や摂取方法など、あまりにこだわり過ぎると、楽しく食事ができなくなりそうだが、このような研究結果をおおいに活用して、この冬はインフルエンザにかかりにくい体づくりを、是非とも心がけたいものである。

(作文添削指導員 佐崎 葉音/絵:吉田たつちか)
2009.12

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