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今年の干支、戌(いぬ)年

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(絵:そねたあゆみ)

 血液型や干支で性格がわかるとする説には大いに疑問がある。小生の血液型はA型なのだが姉たちや亡き妻からは、A型の筈はないとよく言われていた。A型の性向として言われているのが、「生真面目」「きちんとしている」「慎重」「几帳面」「気配り上手」「責任感が強い」などだが、どれ一つ当てはまらないというわけだ。人生は計画性がなく成り行き任せだし、約束や時間にもルーズ。そして何よりも整理整頓が出来ないと、常に批判の眼を向けられていた。今でも、書斎は乱雑でなければ落ち着かないし、人生そのものが成り行き任せで、未だにお金がないが気にならない。

 干支による性向はもっと理解できない。だって、同級生がみんな同じような性格の筈がないからだ。とはいえ、今年の干支、戌(いぬ)年の人の性向は少なからず気にはなる。戌年生まれの人は、陽と土の性質を持っていて、律儀で苦労を惜しまない性格なので、言われたことを忠実に実行し、周囲からの信頼度も高いという。まさにいぬに似た性格だ。

 欠点は、潔癖症で、他人の弱点や失敗が見えすぎるためトラブルも起こしやすく、優柔不断な性格から、実力を発揮するチヤンスを逃してしまうこともあるという。若い頃は苦労するが、地道な努力を続ければ、歳を重ねるごとに、運が開けてくるという。

 我が家には、今にも死にそうな老犬が1匹いる。もはや、目も見えず、耳も聞こえず、鼻も利かない。かくて、食事は口のそばに持っていかなければならない。もはや、散歩は無理で、狭い家の中じゅうでウロウロしている。そのくせ赤い小さなソファーには、ちゃんと乗る。本当は目が見えているのかしらと、戌年生まれの飲み仲間である犬のブリーダーのKさんに問うと。犬は目や鼻が使えていた時の物の配置を覚えているのだそうだ。痴呆状態で、排せつ物もまき散らすので、床にビニールシートを敷いて、ぶつからないに家具も移動してやろうと思ったが、余命尽きるまでは、そのままにして過ごさせることにした。

 (ジャーナリスト 井上勝彦)2018-01

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