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昔の映画を楽しむ

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(絵:そねたあゆみ)

 最近、往年の銀幕スターが次々と鬼籍に入っている。先日も、京マチ子が95歳で亡くなったとのニュースを見て、彼女が出演した映画を何本か観た。溝口健二監督作品『雨月物語』(1953年)、黒澤明監督作品『羅生門』(1950年)、衣笠貞之助監督作品『地獄門』(1953年)や必殺仕舞人シリーズ等。品のあるお姫様然とした目力の美しさは秀逸である。男はつらいよ 寅次郎純情詩集もついでに観てしまった。

 古い映画を観る楽しみのもう一つは、映画の中に出てくる、車や電話機、台所用品などの懐かしさだ。化粧の仕方や髪形、洋服のせいもあろうが、昔の女優の方が一般的に顔が大きい気がする。今の女優の方が小顔で美人ではある。

 小説を映画化したものも好きだ。本でも読んだことがあるので話の展開が分かりやすいという面もある。歳をとると話があまり難しかったり、複雑だと飽きてしまうことがある。

 田舎暮らしを始めてはや16年になるが、不都合なのが映画館がないことと、品ぞろえの豊富な本屋がないことだった。

 ところが最近は、ネットでの映画配信が盛んで、大型のテレビの価格も安くなっているので、ネット配信映画をこれで見れば、映画鑑賞における都会との文化格差はほとん感じない。

 hulu,amazonプライムサービス,dTV,NETFLIX、U-NEXTなどが覇権争いを演じているが小生はhuluを除く4サイトと契約している。古い日本映画なら、月額料金は1番高いものの純国産会社のU-NEXTがおススメ。GAFA(グーグル、アップル、フェイスブック、アマゾン)など巨大デジタル企業の法人税問題が先のG20でも問題になったが、日本に本社を置く企業ならその問題もない。他社に比べやや高いのはそのせいか、あるいは成人映画もコンテンツに含まれているためか定かではない。

 先日、IT企業の経営者が自分の払っている多額の税金が何に使われるか分からなかったり、既得権益者擁護に使われるより、GAFAなら、直接、ユーザーの利便性に自己投資しているので、こちらの方がよほどいいと述べていたが、一理ある。

 税金の使い方(再配分)をいつまでも、政治家や官僚に丸投げしていていいのか疑問である。

(ジャーナリスト 井上勝彦)2019-08

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