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池田平太郎

りんごの唄にみる詩人の凄み

りんごの唄にみる詩人の凄み

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 「戦後」と言えば、「りんごの唄」ということは私のような「戦争を知らない子供たち」どころか、「戦争を知っている子供たちの子供たち」のような世代でも耳にしていますから、やはり当時を生きた人々にとっては、紛れもない「歴史」だ ...
裸文化と日本人

裸文化と日本人

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 キリストの頃まで1億人だったと言われる世界人口も今や70億人。本来、多産でないはずの人類がこれほどまでに繁殖できた理由の一つに「繁殖期を無くしたこと」があるとか。で、以前、ある人から、「女性が体を服で隠すから、見たい人 ...
「提灯はまっすぐ下がる」の理に感嘆!

「提灯はまっすぐ下がる」の理に感嘆!

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 先日、たまたま、つけていた車のラジオから福岡市出身の武田鉄矢さんの声が流れてきました。実は私は、この方は同郷ながら、あまり、好きではありませんで、そしてそれは、会ったことはないものの、氏の七光り的に光を甘受しようとする ...
損な役回り、蒲冠者範頼  

損な役回り、蒲冠者範頼  

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源 範頼という人をご存じでしょうか。 「源」と名が付くことでもおわかりのとおり、源氏の一門で、源 義朝の六男、つまり、源 頼朝の異母弟にして源 義経の異母兄に当たり、通称、蒲冠者範頼と呼ばれる人物です。 ただ、二人の才人 ...
英雄、残酷さと一瞬の微笑

英雄、残酷さと一瞬の微笑

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三国志の中で、「乱世の奸雄」と呼ばれ、影の主役と呼ばれた魏の武帝・曹操が、あるとき、二人の敵将が籠もる城を攻撃した時。鎧袖一触!これを撃破し、敵将二人は、這々の体で城を逃げ出したがそのうちの一人が捕まって、曹操の前に引き ...
幕末維新は、女たちの戦いでもあった

幕末維新は、女たちの戦いでもあった

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私は元々、大河ドラマは結構、好きだったのですが、以前に比べ、最近は何か視聴者にすり寄ってるよなーって感じを強くしています。 本来、すり寄らないからNHKなんでしょうが・・・。 最近の作品の中で一番よかったのは、モックンが ...
信長が西向きゃ家康は東

信長が西向きゃ家康は東

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上杉謙信の生涯を動線で表すと、彼は関東に一番多く出兵しており、次が川中島、最後が京都方向という順になります。 即ち、東、南、西(北は海)とまさに、動線が全方位に散っているわけです。 同様のことが謙信ほどでないにしても、武 ...
体育会系薩摩藩士が見た長州の同志的放言

体育会系薩摩藩士が見た長州の同志的放言

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 慶応2年(1866年)、坂本龍馬、中岡慎太郎らの仲介の下、薩長同盟締結を目指す薩摩藩は長州藩に対し、使者として28歳の薩摩藩士・黒田清隆(後の内閣総理大臣)を送り込みます。 到着後、大坂での薩摩の西郷隆盛と長州の桂小五 ...
夜盗上がり

夜盗上がり

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明治期、天皇に拝謁することになった元阿波徳島藩主、蜂須賀茂韶侯爵は、天皇を待つ間、明治天皇愛用のタバコを一本くすねたとか・・・。 どうせわからないだろう・・・と思っていたところ、着座した明治天皇は、めざとくそれに気づき、 ...
イギリスの飯はまずい?

イギリスの飯はまずい?

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 今、中国でこんなジョークが流行っているそうです。中国人の男性が理想とする「世界で最も幸せな男」というのは、「アメリカ企業の報酬を得て、日本人を嫁にし、中国人のコックを雇い、オーストラリアの家に住む」だそうで、反対に、中 ...
武士といのち

武士といのち

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現代人は「武士」と聞くと憧れにも似た気持ちを抱くだろうが、実際の「お侍様」が庶民にとってどれだけ恐ろしい物だったか。戦国期の宣教師は「日本では至る所で普通に殺人が起きている」と驚きを持って記しているが、それは泰平の世を挟 ...
「名字」(家名)と「氏」(本姓)

「名字」(家名)と「氏」(本姓)

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 一般によく、「織田信長」、「豊臣秀吉」、「徳川家康」って言い方をしますよね。実はこれ、間違いというわけではないのですが必ずしも正確というわけでもないんです。なぜなら家康が名字を「松平」から「徳川」に変えたと同様に、秀吉 ...
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